感想:ガンダムSEED DESTINY 第39話について



 キラの新型機が登場。

■ 第39話「天空のキラ」 ■



 かつて遺伝子研究が盛んだった、L4コロニー・メンデルに潜入するダコスタ。確か、前作の後半でクルーゼとフラガ達が銃撃戦を行ったのもここのはず。発見された一冊の研究ノート。
 シナリオ側としては、単にコロニー落としの犯人とか国際秩序の頂点に立とうとする野心家というだけでなく、何か特別な計画に基づいて行動していると示唆したいらしい。
 ナチュラル絶滅計画くらいのインパクトがあると判りやすいけれど、どうやって処理していくのか楽しみなところ。

 ヘブンズベース陥落によって、連行されていくロゴス幹部達。国際法廷で審判を仰ぐとすると、アニメ版「東京裁判」ですね(^_^;)。当初、ロゴスという存在とどうやって戦っていくのか問題になってたけど、突っ込んだ部分までの描写はやらないのだろうか。
 関連企業の解体や関与した国家への追求とか、そういった政治的な内容には触れないのが今作の特徴だから、それはそれでいいのかもしれない。

 脱出したジブリールが頼った先は、よりにもよってオーブ。そして、それを受け入れようとするセイラン親子。銀河皇帝を受け入れた自由惑星同盟と、まったく同じ展開を辿りつつあるようですね~(汗)。彼らも風見鶏を気取るなら、ジブリールの身柄を拘束してデュランダルに差し出すくらいの保身術を見せて欲しいんですが……無理そうですね。
 ラインハルトばりに気合いの入ったデュランダルの宣戦布告を聞いて、脅えまくる親子が見られるのか。それとも開戦前にカガリがクーデターで政権を奪取するか。どちらにしても、国が焦土と化すのは避けられないようですね(-_-;)。

 今のシンにとっては、元の祖国などに寄せる心は無いだろうし、オーブ決戦は苦々しい内容になっていきそう。

 再会したカガリとアスランの会話はわりと普通。それぞれの事情を理解しあったいい雰囲気だけど、カガ×アス復活!! という程でもない感じ。アスランにとっては、メイリンはただの同僚に過ぎなかった事が再確認できて、むしろそっちの方に涙(T_T)。
 輝かしいエリート士官の経歴を、片想いの相手を助ける為とはいえあっさりと棒に振る少女。悲しい「萌え」ですなあ……。



 岩盤を放棄してエターナル発進。さすがに、岩盤リングはやりませんでしたか。
 身体が動くのならば、きっと自分で助けに行きたかったんだろうに>>アスラン。親友の恋人になってしまった元の婚約者を助けに行くなんて、燃える展開ですし(カガリは眼中にない模様)。
 アスランの言葉を艦橋に伝えてきたネオ。艦内通信の使い方を覚えていたという事で、本人説が確定。ただ、記憶が戻ったからといってスンナリと戦線復帰できるものかは疑問。下手に戦線に出すと、今度こそ戦死してしまいそう。しかし、あの爆発の中から生き残ってしまった経緯もあるだけに、使いにくい存在になってしまってますね。

 どうせなら、序盤に乗っていた戦艦ガーティー・ルーとエグザスのセットにして欲しいところ。あの格好よさはこのまま消すには惜しい。

 さて、衛星軌道上の戦闘を地上側で知ったところで、普通はどうする事も出来ません。ですが、それが(主人公側に限って)何とかなってしまうのがSEEDの凄いところ。どこからかモビルスーツ専用のブースターを持ってきて、宇宙へと出撃!!
 これだけの事をしてオーブ軍が気づいてないはずもないので、軍と民間の大半はカガリ支持という構造だと考えた方が良さそう。



ザフト軍艦長:
「たった2分弱で25機ものザクとグフが全滅だと……!」

 なるほど、キラはアムロより強いんですね(-_+)。しかし、今までの無敵ぶりからすると、あっさり損傷を受けたのが少々意外。前に何かで「大戦後期に作られたストライク・ルージュは、グフやザクと互角くらいの性能」と聞いていたので、絢爛舞踏の力をもってすれば簡単だったのでは?
 前に「ZOIDS」という作品で、バン(主人公)がテロ集団の使っている小型ゾイドに乗り込んで敵集団を圧倒したシーンを観て「これぞエースパイロットの戦いか」と思ったものですが。

 新型機の演出としては正しいんでしょうが、敵の第一波をストライク・ルージュで凌ぎきり、数倍の数で迫る新手をストライクフリーダムで倒すという方が良かったような気も。
 そういえば、ガイアってどういう経緯で彼らの手に渡ってたんでしょう……?
 新型機や技術者を融通してもらえる強力なコネのような説明は、今まで無かったはず。

 ちなみにストライク・ルージュの色がストライクになってたのは、装備をストライク仕様に変更していた為(そんな会話が少しある)。利点は不明ですが、詳細はこちら。ザクの性能はこちら。かなり高性能という設定のようですね。

 キラとラクスの会話については、特にコメント無し。既に二人の関係は完成している上に能力も無敵に近い状態なので、自分には強力なNPCにしか見えないようです。ロードス島で言うところのパーンとディードリットみたいなもんで、オルソンやスパークの代に移った視点にとっては、共感したりする対象ではないんです。

 嫌なたとえ方をするなら「キラとラクスの関係って素敵でしょ? そう思うよね!」と共感を求められるよりは、心が虚無に満たされているシンや自分の道を暗中模索するアスランの「葛藤」を観てみたい。物語は成長や変化を描くものであって、美味しいものを何度も咀嚼して味わうようなものではないと思うんです(いわゆる萌えアニメも含めて)。

 よくある恋愛もので主人公とヒロインが幸せになり、その他の登場人物は黙殺されたりいい加減なカップリングで強引に「幸せ」にされてしまう結末があります。あれがどうも苦手なんですよ(^_^;)。
 脚本家の方がキラとラクスをどんなに幸せに描こうと構いませんから、その他のキャラへも等価の愛情を注いで欲しいなあ……。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 1 (1)」を保護。こんな話を本編でも読みたかったなあ……。ちなみに、前シリーズのコミック版もアニメ版とは違う解釈がされていて面白かったです。

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この記事へのコメント

2005年07月18日 00:21
はっ!! よく考えてみると、カガリの「彼女の面倒は見るから」という言葉は「私が第一夫人で彼女が第二夫人って事でいいよね?」という意味だったのでは!? オーブは有力氏族による王制だったはずだし、一夫多妻制とかでも別に不思議ではない。前の大戦で統治階級の人間も少なくなってしまったし、むしろ歓迎されるべきかも。
ふふふ、面白くなってきやがったぜー☆ 脳内補完は無敵なり。
2005年07月20日 11:14
TBからやってまいりましたぁ☆彡

虎さんガイアやストフリ、多分これから出てくるインジャスは多分姫さんと虎さんかくまってた『協力者』ってのが1枚噛んどると思うのです。出る時に「これ以上迷惑かけられん」みたいな事言ってましたが、きっとZAFTかZAFTに通じとるトコだでって事なんかなぁと思います。ZAFTも一枚岩でゎ無いって事で☆であればZAFTの情報(ガイアの設計図とか新型核エンジンとか)もエターナル側にわたるなぁって。全部想像ですけどに(^^)

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